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不思議箱屋日誌

 現在札幌にて日々活動中の自主制作映画プロダクション!    役者、撮影、編集、音楽、絵、衣装、メイク、特殊メイク、特殊効果、広告・宣伝などのスタッフサイドの参加も大・大・大募集。  まずはご一報を ⇒ husigibakoya@excite.co.jp

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イマフレ編集状況(3/7付け)

2014年3/7(金曜日)

 どーも、お久しぶりのオツカレー




 私事ですが、最近を変えたので、以前のようになかなか「イマフレ」の編集に手が回せていませんが、ゆっくりですが少しずつ進行中です





 編集の奥深さを少し語りたいと思います。


 ただの映像の切り貼りと言ってしまえばそれまでですが、やっぱうまい編集は素材を最大限まで上げてくれます。





 何気ない会話シーン、
 
 現場での空気

 セリフのやりとり




 映像編集のいいところは、現場のセリフのやりとりのをコントロールできるという特権があります。



 


 例えば

オカリナ「コバPが言っていた事覚えている?」
爽助「コバP?」
オカリナ「アクタのビル前で怒られたこと」
爽助「おお」



 この何気ない会話なのですが、

 こういうこともできます




オカリナ・・・ コバPが言っていた事覚えている?」
爽助(被さり)コバP?」
オカリナ「アクタのビル前で怒られたこと ・・・
爽助・・・おお」





 わかりますかね?




 セリフの掛け合いって

 自分、相手、自分、相手って順番は変えずにに着目することでシーンの意味合いが変わっていきます。

 その間合いをうまくコントロールすることで、作品の雰囲気(空気感)も若干ですが変えることができるのです!
 
 




 現場で気づかなかったところや、音楽のイメージでも前後するので、

 こういう会話シーンこそ編集マンの手腕が試されるのです!





 
このカット好きw
吉田恵介監督がよくやる構図です
一応言いますが見せたいのは奥の二人です

 
  
 

夏から秋にかけて撮影したシーン。
早く雪解けないかな

 

中島公園での電話からの決意シーンはとても見所あるドラマシーンに仕上がってきてます
乞うご期待っ!





 というわけで奥深い編集、楽しんで進めています!



 
 
 話が変わりますが、この作品「イマジナリー・フレンド」は昨年の8月下旬より撮影開始。現在は編集の真っ只中。

 出ている役者は一部を除きアクターズスタジオさん(俗に言うタレント養成所)の方々をメインとして数多くキャスティングしております。


 

 今まさに自分の夢を追っているエネルギッシュな方々ばかりです。




 
カフェシーン



 最近だと本作主演(オカリナ役)の島田朋華  さんは地上波のホーマックCMに出演中!


本編シーン抜粋





 更に馬耳東風の美咲役吉田凛音さんは先日、ゴールデンタイムでかなりピックアップされてTV出演を果たしました。


本編シーン抜粋


ありました!




 他にも数多くの方々がメディアに露出しています。

 撮影でご一緒した経緯もあり、イチ応援者でもあるので、情報が来ると自分のことのようにうれしく思います。と同時に「イマフレ」早く完成させなくてはという焦りもw

 勿論、自身も映画監督として上を目指します!
  
  

カメラマンによる撮影シーンは次々カットが切り替わります 
 
 
 
 はい、長くなりましたが
 何が言いたかったのかというと、編集がんばります!


 





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こだわりの重低音と映画


お久しぶりの



オツカレー!



※下記、マニアックネタです。




 前にこのネタで書いたかもしれませんが、

 「重低音と映画」をテーマに綴りまっす!




 自身の監督作、一応音に拘っています。

 特に重低音




 そもそも重低音とはなにか?

 そのまんまです。

 重い音。腹に響く重たーい音。

 音というか波動っすね?

 文字で表すと ズゥーーン! って感じです





こだわり重低音① オープニングテーマ曲のサウンド




 手っ取り早く重低音を体感するには、映画館で行きましょう!

 それもハリウッドのアクション映画。その爆発シーンを思い浮かべてください。


 必ずドッカーーーン!と爆発しますよね?





 あたかも目の前で爆発があったような音の波動が皮膚伝わってきます。

 同じ爆発シーンでも、TVの備え付きスピーカーから聞くと、スッカスカ。

 この違いが分かれば第一段階クリアです。






こだわりの重低音② 登場人物紹介時の低音響かせ音




 中学時代、重低音の素晴らしさに出会い、お金を貯めて5.1chホームシアターセットを購入しました。

 当時、竹中少年は映画見る時は居間のTVを占領し、
親に「音デカ過ぎ、うるさい、近所迷惑」等々言われていました。




 その重低音の拘りが自身の映画制作にも影響され、作品ごとに出来る限り臨場感ある重低音作りに拘っています。




 重低音にも種類があり、

効果音等による重低音
➡︎爆発、電子音、ファンファーレなどなど

音楽の重低音
➡︎ドラムであったり、ベースであったり楽器から発する音

自然の重低音
➡︎風、川など

声の重低音
➡︎低音聞いてる声(阿部寛さん、ビン・ディーゼルさんなど)





 劇場で、綺麗に音録れている場面、

 セリフを発する前後の息遣い、動作する時の些細な音などなど。

 それだけで、心地よい気分になりますね。⬅︎わかる?



 現在、絶賛編集中の「イマフレ」でも役者の口元近くで集音した音は、綺麗に聞こえますが、騒音やマイクの集音範囲から離れていた場合、声が聞き取りづらく、音量を上げるという作業が必要となります。

でも、これが難ありで、セリフと一緒に雑音も同時に上がってしまうので、一概にただ音量レベルを上げるだけではダメなのです。




こだわりの重低音③ yu-ki先生、地獄の足上げレッスン曲




 少し話を戻しますが、




 個人的な意見ですが、重低音あるかないかで作品の質というか、一体感、感動が30%くらい増します。


 でも、この重低音、

 最初にも書きましたが、TVのスピーカー(パソコン、タブレット、スマホ)じゃ全然再現されないんですよ。



 意外と周りにホームシアター設備ない人が多く、ましてや外付けのスピーカーすら付けていないなんて、個人的に全力で「What?」と言いたいくらいです。



 是非、当ブログを見ていてTVのスピーカーで音を聞いている方がいれば、騙されたと思って野口英世さん3枚握りしめ家電量販店へ行ってください!安くても3000円あれば、一気に世界が変わります!


 あまり大きな音を出せない環境にお住みの方は[重低音]というフレーズがあるヘッドホン、もしくわイヤホンも低価格で売ってますので是非体感して見てください。


 映画だけではなく、音楽も劇的に変わると思います。






こだわりの重低音④ 蓮が二人の奥を俊足で走り去る時のショッキングシーン
 
 
 
 
 
 
 あ、また熱くなってしまいました。

 不覚にも家電宣伝マンになってしまったw

 失礼しました。






 とりあえず、この監督、無駄に音に拘ってるな程度、思っていただければ幸いです。

 ※ちなみに個人的に師でもある園子温監督も重低音演出派

  
      
  
  
 
  
  
さて、そんな訳で

チョコレートビターガール見てください。

 内蔵スピーカーから一切聞こえない、川の息吹を体感してください。

 クレジットが出現するタイミングでズーンと腹に来るパワフルサウンドを是非体感してください。





もっと重低音を体感したいという方はこちら!

弟と姉」。

こちらで注目してもらいたいところは、冒頭から重低音が効いたリズム音楽です。
 

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「イマフレ」編集状況(2月4日付け)

2014年2月4日


 オツカレー!



 只今の映画「イマジナリー・フレンド」の編集状況のご報告です。

 



 現在、荒編集を更に細かく編集しています。

 音楽と更に効果音も除々に足し始めました。




 オープニングのクレジットも入れ終わりましたよ。

 音楽ですが、ヒーリング系ピアノ曲を使用。
 
 



 脚本通りに編集していますが、現状進めているところまでで、約5分くらいオーバーしていますね。

 そして只今、狸小路でアコギ一本弾き語り中の麗羅の歌シーンの編集(だいたい脚本の32ページ辺りまで)です。



 映像に音楽入れると、その前後のシーン印象も大幅に変わるので、試行錯誤しながら進めています。



音声トラック6まで使ってます



 前作の中編映画LIB」同様に主人公オカリナのナレーションで物語を展開していく流れになります。


 


 そしてお待ちかねの 朗報!?




 その前作「LIB」こと「LOVE IS BLIND/恋は盲目
」がYouTubeに来月3/23 より誰でも鑑賞できるようになります!

 




 ええっ!?




 なぜ 3/23 なのかって?





 はい、それはですね・・・






 この ↓ に張ってある予告編の最後を見てくれれば、解決します!


予告「LOVE IS BLIND/恋は盲目」


 









 はい、正解はお分かりですね!?











 去年の3/23狸小路2丁目シアターさんにて初めて作品を一般公開した記念すべき日がこの日なのです!

 劇場で公開されて一年後ついに解禁されますよ!

 もともとは「見たければDVDを買いなさい!」と思っていましたが、作品は見てもらえてなんぼ だと思います。

 この考えは「イマフレ」を制作している最中にたどり着きました。




 今までこの作品を見れる環境は、当時上映で見た方 or そこで販売したDVDでしか見ることが出来なかった幻の作品です。

 
 しかも、YouTube環境なのでPC持っている人は是非、是非とも最高画質で見てほしいと思います。ぶっちゃけDVDよりも高画質だと思われますw





 ちなみに「LIB」は全編 ビデオカメラで撮影ました。ただし一部の回想シーン花火シーンのみ実験的に一眼レフを用いています。

 勿論「イマフレ」では一眼レフをフル活用していますよ!






 
 
 

 話を戻しますが

 「イマフレ」、脚本執筆時の 強い想い を忘れずに、編集という形で物語を 再構成 しています。




 映画「イマジナリーフレンド」は今まで組んできた役者達とはいい意味で、また違った世界がここにはあります。

 早く多くの方に見てほしい 気持ちでいっぱいですが、まだあいにく見せれる段階に至っていないので、もう少しお待ちください。




 

 
 
 そういえば、先日、本編中のオカリナが居間で見ていたドラマの予告編が完成しました!


 


 既にYouTubeにてアップ中なので良ければ見てくださいな。

 30秒CMです。ロケは初ロケしました、豊平川です。




 
予告「チョコレートビターガール
※可能であればPCの最高画質設定とヘッドホンで堪能してください。重低音効かせていますので!




 ではでは、また編集状況、ある程度山を越えたらご報告しますね。
 
 

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不思議箱屋と音楽

2014年1/30


 皆さん、オツカレー!



 先日のブログに綴りました映画音楽の 作曲作業 をはじめて数日が経過しました…。

 竹中は、とある衝撃的な事実に気づいてしまった。






 … うん、

 こ、このペースだと年越すよ (~ ヘ ~;) うぅ~ 







 というわけで、急遽フリー音源(もちろん商業利用可)を組み合わせる方向にシフトチェンジしました。何事にも柔軟にいこう。





 学生の頃から映画を撮っていますが、実はこのフリー音源、使ったことありませんでした。未知のジャンルです。







 当時、著作権というものがイマイチ理解できず、漢字ばっかでどこからどこまでが範囲がチンプンカンプン。


 なら 使わなければいい という無駄な潔さで、


 当時ドラムマシーン買ったり、DTMに手を出したり、エレキ、アコギ、ベース、キーボード買ったり、リコーダー、シンバル、時に地声(声マネ)etc・・・

 ほんと、ありとあらゆる 音が出るもの を最大限活用、許可を事前に取っている音源を除き、全て作曲し作品を仕上げてきました。
 
 

 
 
 
 あ、作曲といっても効果音に近い方ですよ。





 そんなところで今、編集中の超大作のイマフレ」。

 まぁ、規模がでっかいです。

 キャスト&スタッフ、関係者50人強という今まででは考えられない大人数が関わっています。






 フリー音源という方法。

 詳しくサイトみたらちゃんと書いてましたよ。

 商業利用OK、NG。

 よく読めば実に単純でした。






 探せばあります、ピッタリな曲。

 フリーって言ったら無料だから何処かで聞いたことある曲ばっかじゃないの? とか、ショボくない? という第一印象ありましたが、めっそうもない!期待以上のマッチングに驚きました。


 
 えっ、こんな曲もフリーで出しちゃっていいの?って曲ももわんさかあって感動しました。



 劇場映画で流れていても違和感なしの素晴らしい楽曲が公開。まさに宝庫。

 逆に曲のレベルが高くて、映像ショボイなんていう致命傷に気をつけなくてはなりません。

 
 
 
 
 
 
 全て自分で管理するのもいいけど、




 それでも限界がある。

 時間という制約。



 無限ではなく、限られているわけで、
そういうところは才能のある方の手を借りるということが賢い方法だと思います。不思議箱屋も過去の音源をフリーとして出そうかな







 もちろん、フリー使うからと言って、全てコピペではなく、

 その音楽に楽器足したり、ピッチ調整したりいろいろ施します。


 自分でもすでに6曲程作曲しました。
 
 
 

 


  音楽 載ってくると、一気に‘映画’って感じがしてきますね
 



 
 
 そして竹中作品に欠かせない、効果音重低音も惜しみなく発揮されますので、こちらご期待ください!





 完成まで今しばらくお待ちください




「イマフレ」のファーストカットはこれで決まりかな
舞台は2024年だ
 

 
 
でも、本編はこっちです
2014年!

不思議箱屋至上 はじめて10年という時を跨ぎます。
 
 
 



  先日、そういえば「末永」シリーズの30秒CM作りました。

 構成・編集は「イマフレ」でも撮影・音声等で力を貸してくれた かずやん です。
 
 
 

1作目


2作目

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21時間の素材が4時30分になりました

2014年1/16


 はい、オツカレー!


 

 

 撮影された映像素材約21時間分を今やっと荒編集4時30分 に縮めました!

 まだ4時間かぁ~(汗)

 ちなみに目標は90分(1:30)以下です。




 
 


 撮影は常に同じシーンを3.4回カメラアングル(2カメ体制)変えて撮ります。

 多いときは5回撮影×2カメで合計10シーン同じ場面を撮っているということになるので、どの素材を使うか、毎回頭を悩ませます。



 この部分はいつも悩みの種です。簡単なシーンならやりますが、撮影一発OKで撮り進めると、編集時にミス発覚したら一環の終わりだし、かといって何回も撮ると編集時に地獄を見ますwそれはもう・・・はい

 一眼レフで撮影しているんですが、プロではないのでどこかしらピントが合わずボヤけた映像になっていたり、ガンマイク入っていたり、手ブレ酷かったり、役者を追いきれてなかったり、微妙なアングルだったり、まぁいろいろあります。中にはキラーカットと呼ばれるパンチのあるカットも稀に含まれます。

 前後の流れから違和感のない繋ぎ方を探し、細かいところでは1コマずつズラしながら並べ替えをしていきます。この作業ってムチャクチャ地味で、基本孤独な戦いです(最近ナビィが膝上にいつもいますが) 。でも編集マンだけのやりがいでもあるのです。
 

  
  
 というわけで、映像と音声を見比べながらベストな繋がりを探し、地道にコツコツ切り貼り作業していました。





 
 そして これからは 映像に 音楽 入れていきます!

 




 一つ前のブログでも語りましたが、この音楽入ると作品のがガラリと変わります。そしてそれに関連した演出(エフェクト)も加わってきます。
 
 
 音楽に合わせた編集作業によって、かなり無駄なところが 削ぎ落ちる かと思います!




 レッスン場面ダンスシーンオーディション風景麗羅の引き語りシーン等は音楽に合わせて編集するので、ここだけでもバッサリ2時間切れると想定しています。

 


 さぁ、がんばるぞ!





4:30 現在のタイムライン。
音声トラック、まだ多くて3トラックまでですが、今後10トラックとか軽くいくでしょう
 頼む、絶えてくれよPC!

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