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不思議箱屋日誌

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20分の壁

2014年5/3
 

 あ、最初に言っておきますが個人的なボヤキです。


  

 20分の壁

 厳密に言えば、20分以内の壁。





 全国で開催されている短編映画祭のほとんどが20分以内を募集要項としています。

 なので20分を少しでも超えると規約に触れる為、出品ができない現実。





 映画祭に出さないことを念頭に作るので全然問題ないんだけど、

 そうは言ってられないんですよね。




 ひと昔前は助監督から修行して晴れて映画監督に!という道が一般的だったのですが、

※あと別業界から移行という近道。



 ビデオカメラという物が販売されて以来、誰でもカメラさえあれば映画を撮ることが出来るようなりました。




 ちなみに20分以内の映画祭ではありませんが、尊敬している北村龍平監督(最新作は「ルパン」)、吉田恵輔監督(最新作は「銀の匙」)はゆうばり映画祭から一気に脚光を浴び、劇場映画を監督に至ってます。


 監督を目指すものに撮っては映画祭に作品を出せる作品を作ることは第一歩なんですね。







 さて、話は戻しますが、

 脚本20分の壁、意外と挑戦すると しいんです。
 
 
 
 
 
 
 
 自分の伝えたいものが、なかなか20分で描ききれない。

「LIB」⇒ 完成版46分
「ワンズ」⇒ 約50分
「イマフレ」⇒ 約80分 
 
 上記作品達は全て20分を以内を想定して脚本制作を始めました。





 20分描くストーリー、
 

 
 
 今、自分の中の脚本の 基盤 としているのは、極めて王道なんですが簡単に説明すれば、

 主人公が何かしらの物事にはぶつかって、

 それを色々な助けを得て、最終的には自分の力で勝ち取っていく



 というパターンです。






 現在執筆中の新作も、この起承転結を元に試行錯誤しながら書いています。

 映画は表現の仕方によっては短縮するという演出もできます。

 でも、なんでもかんでも短縮してしまうと、ただ単にストーリーをなぞるだけのプロモーションビデオになってしまいます。それじゃあ観客の心はつかめない。

 

 カッコイイだけの映像は技術さえあれば得ることはできますが、人に心を掴んで離さないものは、最低限の技術は必要ですが、一番強いものは

 本当に伝えたい、描きたいという強い気持ち。

 それをどう紙面(今はデジタル)で表現していくか?

 それが脚本家の一番の腕の見せ所です。





 いかに重要なところをシッカリ魅せつつ、かつ上手い短縮方法で物語を描き切っていくのかが今、自分に課せられた大きな課題なのです。

 
 
 
 
 
 よく短編映画で、

 またの名、ショートフィルムとも呼ぶのですが、

 起承転結をあえて描いていない作品があります。

 淡々と一つの物事には拘った作品。



 あと、多く見受けられるのがセリフを極力排除した作品。

 海外も視野に入れれるので、かなり強みに。






 でも、自分描きたい世界はちょっと違う。

 「何よりもドラマで人を心を動かしたい! 」




 
 その為には 魅力的な登場人物 が必要であり、心を引き込ます物語 が必要なんです。




 何本書いても満足する答えにはたどり着けませんが、

 それでも その時の自分の描きたいもの を、全力で脚本に ブチ込んでいます!
 
 
 
 

 
 打倒20分の壁!





 まずはこの戦で今後も戦います!




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