忍者ブログ

不思議箱屋日誌

 現在札幌にて日々活動中の自主制作映画プロダクション!    役者、撮影、編集、音楽、絵、衣装、メイク、特殊メイク、特殊効果、広告・宣伝などのスタッフサイドの参加も大・大・大募集。  まずはご一報を ⇒ husigibakoya@excite.co.jp

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【イマフレ製作秘話②】さて、どんな作品にしようか?編

  2013年11/18
 
 
 
 オツカレー



 前回の「アクターズとの出会い編」から引き続き

 第二章「さて、どんな作品にしようか?編」です。









 先に言っておきますが、今回もかなりの長文です。








イマジナリー・フレンド

 当初の構想は短編映画としての製作でした。

 時間も短編映画祭のボーダーラインの20分以内と決めていました。
  
  
  
   

  
  
しかし、西村プロデューサー、

 「アクターズ生をたくさん出したい

 「一般のお客さんも呼んで上映をしたい!(最低でも一時間以上)」

との熱い要望。






 そんな訳で

 長編映画の製作に切り替えることになりました。






 ここからがけっこう大変でした。

 さて、どんな物語にしようか?





 既に完成済みの「LIB」は本編時間46分。

 中編映画です。







 作品の要素と提案されたものは、

 メインアクターズ生で、夢や希望が持てる作品





 間違っても

男女の逃避行、
世の中なんてクソッタレ!
これが俺の描くクールジャパンだ!

 みたいな作品はご法度です。







ストーリー考案時、

 参考にとアクターズ生で構成されたミュージカル舞台「スリーワーズ」の舞台前の稽古の様子、舞台を鑑賞させていただきました。

 作品からは若者の夢に対する願望と葛藤が描かれていました。

 もろタイプのSTORYでして、幾度となく、目頭が熱くなったのは言うまでもありません





当時のブログ➡︎ アクタの舞台へ




 ただ、舞台映画じゃ似ているようで似ていません。

 全然違う と断言できます!



 舞台じゃ、成立しても、それを映像に置き換えるとリアリティが感じられない部分や

 映像化するに当たって費用ロケの兼ね合いもあります。







 というわけで

 その世界観を継承しつつ、新しく構築していく必要があるのです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 作品が完成していないので、まだアレですが

 舞台見た方なら「あれ、これどっかで見たぞ」って思うシーンが多々あります。
 
 所々、「スリーワーズ」からネタやらシーンを流用しております(もちろん公認後、反映させましたよ)。





 一番分かりやすいのは、三人組アイドル 馬耳東風 です!


 役者は一新しましたが、三人組、曲もオリジナル音源使用(声は新キャスで再録)。
 
 

 
 当時特にこれといってアイドルに興味はなかったのですが、馬事東風のイメージを固める為、

 アイドルとはなんぞや?

 とのことでYouTubeでアイドル動画を見まくり、方向性を絞っていきました。

 
 
 今ではアイドルに多少詳しくなりました。ちなみに3人組で探し行き着いた先が Buono! 、同じく3人組BABYMETAL(ヘビメタ+アイドル)。

 3人でないですが、ローカルだと福岡ご当地アイドルLinQがPVのレベル含め、凄いと思いました。というかアイドルって全国にどんだけいるんだって話です。恐らく100ではなく1000グループ単位かと思われます

 
 



 
 おっと、脱線し過ぎました(汗)






 でも、そんなアイドル追っかけから派生したのが、ドリーミンの一人、良太郎君だったりします。





 と、ここで告知入ります!

 その良太郎役の岸田陽樹さん、
 
 11/18(月曜日)22:55~

 NHK総合にて「三人のクボタサユ」が放映されます。是非チェックよろしくお願いします!

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 更にテーマを炙り出します。

 今のままだと、あらすじだけ読むと、


 若者が夢に向かって悩み葛藤する


 いいと思いますが、不思議箱屋らしさはあまり出ていません。

 
 
 
 
 
 
 ちょっと話飛びますが、

 
タイトルも重要なファクター(要素)でありまして、

 作品の基準として、一番目に触れるものです。





 えっ、何それ!?





 そう言わしめれば、こっちの勝ちです。










 そしてまたタイトルと同じくらい重要なものがもう一つはあります。
 
 
 
 作品の顔、主人公です。


 

「イマフレ」の主人公、岡田里奈ことオカリナ
 


 
 とにかく魅力的にキャラクターにしたいと毎回思って書きます。
 
 その主人公に魅力がないと、なかなか痛い作品なりかねません。






 主人公、どうしようか?

 性格、環境起因を妄想(想像)します。






 そして、そんなある日、ある一曲に再会します。

 MAAの「Hangover Payback」。
  
  
 
  
  
  
  
 歌詞でこんな詞があります。1:48くらいね
 
 「アタマの中でまたトモダチ 作りはじめそうなリアルライフ  悲しい顔を見せていいのは in my Dream
 
 
 
 
 この歌詞がきっかけで、

 想像上の友人、

 更に調べるとイマジナリー・フレンドという実際に現象が報告されている事実に行き当たりました。
 
 

 
興味があればこのサイトがおすすめ ⇒ こちら
  
  

 
 ‘イマフレ’で情報収集で驚いた点はたくさんありました。

 ただこの症例を作品で描くのはちょっと今回は違うので、そこに多くを追求せず、エンターテイメントに徹しました。




 ということで、

 主人公オカリナ、そして空想のトモダチのソラの関係は、あえてライトな関係です。





 映画でまで、重たいもの見たくないですから。





 というわけで、

 夢や希望が詰まった青春

   ×

 空想の友達

 を組み合わせた作品「イマジナリーフレンド」の基盤が完成です。









 さぁ、描きたいテーマは固まった。

 あとはそれをどう見せるかが問題。








 物語始まったー・・・終わったー







 では、あまりにお粗末です。
 
 
 事前にアクターズ生より、どんな映画を作りたいか、作品を挙げてもらうった一本にジブリ系とありました。
 
 
 人並みにジブリは抑えていますが、どうせなら ということで、まだ未見だった
  
  
  おもいでぽろぽろ」を見てみました。そして「これ、いいな」という演出を見つけてしまったのです。

 
 
 
 




 
 アクターズ生を役者としてキャスティング、更に上の年代の新月座さんの役者も出演していただけるとのことで、今までやりたくても出来なかったことに挑戦。
 


 
 大人時代 ⇒青春時代&幼少時代⇒ 大人時代


 の サンドイッチ方式 です。

  
  
  
  要は、一人の登場人物の幼少時代、青春時代、そして現在を見せることですね。




  
  
  
 はい、長くなったのでこの回はこれにて終了。

 次回、「登場人物を創ろう編」へ続きます。ご期待ください

拍手[2回]

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

動画

ブログ内検索

QRバーコード

チェックしてね

コガネモチ

Copyright © 不思議箱屋日誌 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]